日向の河野氏が島津氏と伊豫の間を仲介?

遊行笑人さんと日向女将さんが、有水と青井岳に残る河野氏の足跡を写真で紹介。大通寺や三島神社の跡があるとのこと。驚きだ。maru阿弥さんは、これで島津と伊豫が繋がったと言う。伊豫に曹洞宗を広めたのは島津氏出身の仲翁守邦だそうで、その人が何故伊豫に来たのか、これで判ったと言う。
仲翁守邦は本来島津氏宗家・弟8代を継ぐべき人物ながら、武士を捨てて出家し、曹洞禅の布教に務め、南予・龍沢寺に伊予の曹洞禅の本部を置いたそうだ。後、1500年代になり、河野氏ゆかりの義安寺もこの島津氏ゆかりの流れとなり、また、北条の大通寺も臨済宗から曹洞宗に変るが、これも仲翁守邦の流れが入ってきているとのこと。宗教史の知識がないので理解できたとは言えないが、成る程そう言うものかと感心するばかり。