湯築城ウォーク

湯築城は判らないことが非常に多い。発掘調査は旧動物園区域が済んだ後、中断したままになっていて、今の所再会される目処は立っていない。この状態では全貌が明らかになるのは遥か先のこと。だが学術的に解明されていなくても、歴史好き、城好きの者が歴史推理をして、湯築城を楽しむことは出来るはずである。
全貌は未解明でも、今までに判ったことは沢山ある。判っていることの隙間を論理的に結びつけ、自分なりに往時の姿を推理して行く。それが正しいかどうかは判らないし、10人居れば10通りの推理が生まれるかも知れない。もともと正解は不明なのだから、それぞれの推理が一致しなくても構わない。一人一人がそのようにして考えることで、自分なりの発見も生まれ、湯築城の理解が進むというものである。
今日、Iさんと会い、この話をしたところ、即座に賛成して貰えた。あと何人か参加して貰えれば、湯築城ウォークを始めたい。