空気の悪い所で長時間運動は危険

空気の悪い所でマラソンやジョギングなど長時間の運動をやるのは、健康への影響が心配と、日本歯科大学共同利用研究センターの星秋夫准教授が指摘したそうだ(ココ)。当然のことだ。以前国道に面した歯科医に掛かったことがあるが、そこのPCは半年も経たないうちに真っ黒になってしまった。そんな空気を吸って影響の無い筈はない。近年タバコの害がやかましく言われるが、排ガスの健康への悪影響はタバコの比ではあるまい。飛行機で大阪や東京に近づくと、空が茶色のお椀を伏せたように見える。排ガスが原因だろう。あんな空気を吸っているのかと、背筋が寒くなる思いだった。昔に比べると格段に良くなっていても、こんな状態である。北京はもっと酷いだろう。そんな所でオリンピックをやっては、選手の健康が心配だ。国際オリンピック委員会(IOC)は北京市内の20カ所以上に測定器具を設置し、大気の状況をチェックするそうだが(ココ)、JOCはIOCと良く連絡を取り、万全の対策を講じるべきである。
排ガスの悪影響を無くすには、脱石油しかない。地球温暖化対策のためにも脱石油の技術開発を促進しなければならない。