白鵬漸く落ち着き、魁皇無欲の開き直り

白鵬魁皇はどうも初日が悪い。その白鵬も今日はほぼ本来の相撲になって来た。魁皇は二日目、三日目は人が変わったように強い相撲を見せた。左の腿は相撲を取れる状態ではないらしいのに、昨日は立会い一気の寄りで圧倒。まさに怒涛の寄りだった。今日はがっぷりと食い止め、両回しを引き付けてぐいぐいと寄り切り。今場所を最後と腹を括り、結果がどうあろうと、悔いの無い相撲を取ろうとしているのだろう。無心の境地に達しているのではないか。昨日と今日は本当に強かった。この調子で最後?の場所を飾って欲しい。