CO2排出量半減の技術

今日の愛媛新聞に注目すべき記事があった。「50年にCO排出量半減 技術革新成功で達成」と題し、COの排出量を抜本的に削減出来るという内容である。

政府が温暖化対策として計画している高効率の石炭火力発電システムなどが実現すると、2050年の世界全体の二酸化炭素(CO)排出が450億トン分削減されるとの試算が24日明らかとなった。この結果、同年の排出量は130億トンと05年の約半分になり、「50年までに排出量半減」との長期目標が達成できるとしている。

この記事の意味する所は、既存の技術を組み合わせることにより、二酸化炭素排出量削減目標を達成する可能性があると言うことか。技術的に可能性があるならば、あとはその技術を世界中に普及させることと、そのための資金を調達することであろう。どちらも容易ではないが、可能性が提示されたことは希望の光が射したことである。更に新技術が加われば可能性はより高まる。7月の洞爺湖サミットで提案し、各国の協力を求める予定らしいが、具体的な行動に踏み出すことが肝要で、成功を祈りたい。
だがこの記事が本紙にあるだけで、愛媛新聞Onlineに無いのは何故か。検索しても出てこないのも不思議。
【参考サイト】
温暖化対策で日本の実力示せ ポスト京都へ省庁横断の検討を