浅瀬に迷い込んだ鯨をイルカが外海へ誘導
こんなことが実際にあったとは本当に驚きだ。ニュージーランドのマヒア(Mahia)半島の海岸で、浅瀬に迷い込み海への出口が判らなくなった鯨を、地元民からモコと言う愛称で呼ばれているメスのバンドウイルカが誘導して海へ連れて行ったそうだ(ココ)。しかもイルカと鯨が交信していたと言うから、これも驚きである。一部引用する。
現場はニュージーランドのマヒア(Mahia)半島の海岸。夜明けに住民の通報で自宅近くの浜に駆けつけたスミスさんは、クジラを救おうと試みたが、クジラは浜から動けず体力を消耗し、スミスさん自身も水に濡れ寒さで限界を感じた。こうした場合、地元ではクジラの苦しみを和らげるため、通常は人の手で安楽死させている。
しかし、この現場に「モコ」が現れた。スミスさんは、クジラたちと「モコ」が互いにしっかり「声を出して」やりとりするのを聞いた。「クジラたちとイルカが話したんだ。イルカはクジラたちの横を平行して泳ぎ砂州の入り口まで約200メートルほどをエスコートして行った。その後、垂直にターンして、とても狭い水路を抜けてクジラたちを外海へ連れて行った。」
発信地:ウェリントン/ニュージーランド
人間が気が付かないだけで、こういうことは自然界でしばしば起きているのかも知れない。それを確認できたのは素晴らしいことだ。しかもイルカと鯨が交信していたのは凄いことで、両方とも知能が発達している証拠であろう。ビッグニュースと言って良い。