暫定税率時間切れ

とうとうガソリン等に掛かる暫定税率が時間切れとなり、ガソリンスタンドはてんやわんやしているようだ。日本ではガソリン税の名称だが、国際的には環境税として認識されている。それが安くなることは、日本はCO2の排出増を許したと非難されよう。政府は暫定税率の復活を目指しているようだが、単に復活させるのなく、環境税或いは炭素税と名称を変えるべきではなかろうか。
名称を変え、使途は環境対策に重点を移す。現状では地方財政の支援に相当分を必要とするが、脱石油技術の開発などへの配分を増やす方向で検討し直すことが急務と思う。
このままでは福田首相の命運は長くは続かない。だからこそ腹を括って乾坤一擲の勝負に出て欲しい。昨今の日本の株安は政治の崩壊に嫌気がさしたためと言われている。この危機はある意味、福田首相にとって一発逆転の機会である。政治生命を賭けた大勝負を期待したい。