気になる新聞社の感覚

宮崎勤の死刑執行が、死刑確定後僅か2年で行われたと、執行が早すぎると言わんばかりのマスゴミ報道が、あちこちで批判されている。そのような報道の中でも愛媛新聞は更に上を行き、「異例とも言える早さで執行されたことについて十分な説明をすべきである」と言う意味の記事を載せていた。これを書いた記者やデスクは法律無視を奨励するつもりと言われても仕方あるまい。
法律では確か6ヶ月以内に執行するよう定めているはず。2年も経過したのは法律違反ではないのか。説明を求めるべきは法律を犯してまで執行を遅らせた理由である。法律違反を咎めないどころか、法律違反を奨励するかのような記事を載せたのは、愛媛新聞が狂っていることを示す。その点についてこそ読者に詫びるべきである。そしてこのような筋の通らぬ記事が紙面に載らぬよう、愛媛新聞の刷新を望みたい。