北京五輪は開けるのか−ウイグル独立組織が「北京五輪標的」

昆明市のバス連続爆破事件について、新疆ウイグル自治区での分離・独立活動組織「トルキスタン・イスラム党（ＴＩＰ）」が犯行声明を出したらしい（ココ）。更に犯行声明は北京五輪を標的にすると明言していると言うが、本当にやる気なら防ぎようがないだろう。このような状態で北京五輪を無事に開催できるのか。
もともとチベット、ウイグル自治区（トルキスタン）、台湾、満州、モンゴルなどは中国ではない。人種も違えば、言語も文化も異なる。それを中国固有の領土などとごり押しすることが無理なのだ。胡錦濤指導部は頭を抱えているのではないか。中華思想を捨て、現実を直視した解決策を望みたいが、今の中国にはまあ無理だろう。