オリンピックの裏でロシア軍のグルジア侵攻

ロシア軍のグルジア侵攻は、昔カラフトを奪ったときや、アフガンに侵入した時と同じ手口。これは政治体制の問題でなく、ロシアと言う国の伝統的体質なのだろう。片やスポーツの祭典と華やぐ北京五輪、その一方で民族弾圧や軍事侵攻。今回のオリンピックには何故か熱が入らない。裏の動きが沢山目に入るからだろうか。サッカーは敗退が決まったが、野球も駄目だろう。今回は日本全体に勢いが感じられず、皆が醒めている感がする。何故か。根底にあるのは、中国やロシアに対する不信感であろう。中国がいくら隠そうとしても、隠し切れるものではなく、ボロボロ出てしまう。その一方で世界の目がオリンピックに向いている間に軍事侵攻をするロシア。これでは素直に熱中できるものではない。こんな見方は捻くれていると言うなら、オリンピックを政治に利用するのを止めるのが先決。物事に光と陰があるのは避けられないが、北京五輪は陰の部分が大き過ぎる。どうにもやり切れない思いがする。