人民日報が中国人観客の観戦マナーに注意を促す

先にテニスの観客はマナーが良かったと書いたが、どうやらたまたまテレビで見た時に静かだっただけのようだ。2008年8月17日、人民日報(電子版)が、16日の女子テニスシングルスの試合で、中国人選手が、勝負を決める大事な場面で味方の声援により集中力を失い、ミスショットし、観客席に怒りの雄叫びを上げた一件を例に挙げ、中国人観客の観戦マナーに注意を促す記事を掲載したと言う(ココ)。凄まじい声援が自国の選手のプレイを乱したのは、まさに贔屓の引き倒し。敵味方に関係なく、素晴らしいプレイに拍手を送るフェアな応援を、いつになったら出来るようになるか、百年河清を待つより期待薄かも知れない。