台風が齎す降水量

松山市は台風13号の恵みを待ち望む状況だが、愛媛新聞のコラム地軸に台風の降水量が記されていた(ココ)。記事によると中型の台風一個がもたらす降水量は二百五十億トンに及ぶそうだ。この水量は、日本国民の一年間の生活用水約百八十億トンを越える。百八十億トンの水と言うと、関東平野が約1万7千平方キロメートルだから、平野一杯に水を高さ1mに張った量に相当する。台風が運ぶ水量はそれを遥かに越えるのだから凄いと言うほかない。台風13号の直撃は勘弁して貰いたいが、ほんの少しだけ水を恵んで欲しいと願うのは虫が良すぎるだろうか。