ブラジルのバイオエタノールへの取り組み

昨夜また沸騰都市サンパウロ「空飛ぶ富豪」を深夜に見た。二度目。ブラジルでバイオエタノール生産が国家プロジェクトになったのは1975年と言うから凄く早い。印象に残った言葉が幾つかある。曰く、「世界には不自然な成長をしている国があるが、ブラジルは皆が蟻のように働き、みんなの力で成長を遂げている。」「外国資本の投資で成長したのではない。」「EUが6%を輸入したいと言って来た。ブラジルのエタノールへの取り組みが信用されたと言うことだ。まだ信用していないのは日本だけ。」
かってブラジルの失業率は20%もあったが、今は8%にまで改善され、いわゆる中流層が50%を越えたそうだ。環境改善にも繋がる着実な成長路線に乗せたのは立派。