アンジェラ・アキの「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」

全国合唱コンクール中学生の部の課題曲「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」が子供達の心に凄く響いたらしい。この歌に出会って自分を見出した子、立ち直った子が何人もいるそうだ。作詞者のアンジェラ・アキさんは自分の過去の体験からこの歌を作ったそうだが、感性が鈍ってしまったのか歌詞のどこが、何故、子供達の心を捉えたか、正直言うと良くは判らない。しかし、一つの言葉が人の一生を決定することは実際にある。自分の過去を振り返っても、中学に入学した時の二人の恩師の言葉がその後総てについて指針となり、行動を律する規範となった。若い内に琴線に触れる言葉に出会えた子供達は幸せと言うべきだろう。