足利事件の犯人とされた菅家利和さん釈放に思う

菅家さんは初期のDNA鑑定の未熟さの犠牲者。再審請求を受理していれば、時効成立前に再捜査出来た。警察や検察の捜査法の大失態。自白を引き出そうとする態度や密室での取調べを即刻改革しなければならぬ。そのためには最初から弁護士をつけることも必要。兎にも角にも警察や検察の意識改革から始めるべきで、戦後間もないころに言われたことが未だに出来ていないことに苛立ちを覚える。アメリカの映画で、警官が犯人或いは容疑者を捕らえた時、自分に不利益になることは黙秘する権利があると言うようなことを伝えるシーンを良く見るが、日本でも採用すべきだろう。