またもや韓国企業の建造物の崩壊事故

マレーシアで韓国企業が建設に参加した最新式競技場の屋根が、わずか1年で崩壊した(ココ)。この競技場はクアラ・トレングヌー(Kuala Terengganu)州にあるサルタン・ミザン・ジャイナル・アビジン・スタジアム(Sultan Mizan Zainal Abidin Stadium)。この競技場は5万席規模であり、崩れた所は東側観客席の屋根。誰もいない午前に起こった事故なので幸いに人命被害はなかったと言う。
韓国企業の建造物が崩壊したのはこれが始めてではない。パラオ本島とコロール島の間を結ぶ約200メートルのKBブリッジは日本の鹿島建設が造ったものだが、最初に造ったのは韓国企業で、それがひどい手抜き工事だったようで1996年に崩落してしまった。その建設会社は1994年にソウルで崩落した橋を施工した業者でもあったという。パラオ政府は、すぐに橋を造った韓国の業者に賠償請求しようとしたが、この時すでにこの会社は解散していて手がかりすらなかった。途方に暮れていたパラオ政府に、日本はまず仮設橋の建設を援助し、更にODA政府開発援助により約30億円の新たな橋を無償で架けた。それが今のKBブリッジで、その正式名は「Japan−Palau friendship bridge」と言う(ココ)。