病気腎移植特集 −愛媛新聞−
愛媛新聞は病気腎移植について特集を組んでいる。今日で4日目。愛媛新聞Onlineには一日遅れで載せている。
[病気腎移植の行方―臨床研究を前に](1)人工透析 長い拘束 食事制限苦痛
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/zokibaibai/ren101200910212970.html[病気腎移植の行方―臨床研究を前に](2)生体腎を受けて 喜びと家族への負い目
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/zokibaibai/ren101200910222995.html[病気腎移植の行方―臨床研究を前に](3)批判 手続き不備 閉鎖性指摘
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/zokibaibai/ren101200910233038.html[病気腎移植の行方―臨床研究を前に](4)教訓 妥当性判断に外部の目
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/zokibaibai/ren101200910243068.html
[病気腎移植の行方―臨床研究を前に](5)万波医師 負担少なく患者救済
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/zokibaibai/ren101200910263099.html
[病気腎移植の行方―臨床研究を前に](6)学会 安全性確保と公開 前提
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/zokibaibai/ren101200910273114.html
[病気腎移植の行方―臨床研究を前に](7)保険適用 規制の壁 承認へ道遠く
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/zokibaibai/ren101200910283132.html
[病気腎移植の行方―臨床研究を前に](8)行政処分 方針ぶれ宙に浮く結論
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/zokibaibai/ren101200910293141.html
[病気腎移植の行方―臨床研究を前に](9)さまざまな思い 社会の理解が必須条件
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/zokibaibai/ren101200910303158.html
医学界では病気腎移植に批判的なようだが、移植を受けた患者は皆感謝しており、執刀した医師を擁護している。この点は十分に考慮すべきであろう。
勿論医学的にまだ完璧ではないかも知れない。だが、一日置きの人工透析から解放され、或いは透析を続けても余命幾ばくも無かった患者が助かるなど、患者にとってはその恩恵は計り知れないものがある。問題は手続きの不透明さなどにあったとすれば、その点を改善して続行するのが、今採るべき道ではないか。目の前の患者を救いつつ完璧を目指すのが医学の正しいあり方と思う。