資料館で客の案内を頼まれ、城内を一周

資料館を覗いたら馴染みのガイドさんが、夫婦の客に説明の最中。説明を終わった後、もう直ぐ団体客が来るので、資料館を離れることが出来ないので、お二人を案内して欲しいと頼まれた。
その客のご祖先に河野通義の娘が居り、何かその近辺の手懸りが得られないかと来訪された由。そこで談話室ゆづきで尋ねて見ては如何かとお誘いしておいた。
夕方近くで上に登る時間は無かったが、平坦部を説明しながら一周。湯築城は、近世城郭の特徴と言われる「二重堀」「平山城」「城内に居住区」の総てを、安土城の40年も前に地形を巧みに生かして創り上げた、独創的、先進的な城であり、中世の名城と言って良く、日本百名城に選ばれて当然と強調した。河野氏に繋がる方だけに、来た甲斐があったと大変喜んで下さったのが何よりで、こちらもご案内した甲斐があった。