テレビでモーニング・グローリーを観る

回転しながら進んで来る長い雲。映像を見ないと想像もつかない。豪州の北東部に伸びる半島(名前は忘れた)の両側から吹き込む海風がぶつかって、激しい上昇気流を生み、それが回転する雲を作り出し、南西に進んで行くのだそうだ。今年は異常気象のせいか、南方でもモーニング・グローリーが発生し、それが北に向かって進み、北東から来たのと二つがぶつかり合う現象まで起きたそうだ。そして最後にモンスターと呼ばれる幅が1Kmもある巨大なモーニング・グローリーも発生した。
雲の上では上昇気流があり、それに乗ればグライダーで遠くまで飛べるが、間違って雲の中に入ったら激しく回転する気流に飲み込まれてしまうと言う。所変われば想像も出来ない現象があり、驚かされる。