満身創痍の「はやぶさ」の帰還が待ち遠しい

小惑星探査機「はやぶさ」が予定より3年遅れで帰って来る。小惑星イトカワに着陸したもののトラブルの連続で、一次行方も判らなくなっていた。エンジンの故障などが相次ぎ一時は帰還は絶望的とみられたが、運用方法を工夫して危機を乗り越えてきたとのこと。川口淳一郎はやぶさプロジェクトマネジャーは「地球帰還が決まり感無量だ。往復飛行という大きな目標が達成できたのは、はやぶさ自体に助けられたようにも思える。カプセル回収も、ぜひやりとげたい」と話したと言う。
連続するトラブルを克服し、50億kmの飛行を終えて満身創痍のはやぶさを、3年遅れで地球に帰還させるなんて、信じられないくらい凄いこと。関係者の努力に心から敬意を表したい。そして素晴らしい成果の報告が待ち遠しい。
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