仙谷官房長官の無脳

仙谷官房長官が、今頃になって巡視船の修理代を中国に賠償請求すると言い出したらしい。馬鹿も休み休み言えと言いたくなる。何がポイントで、肝腎なことは何か全然判っていない。
中国は尖閣諸島は中国のものであり、そこで漁船の船長を逮捕した日本の行為は中国の領土を犯した不当行為であるとし、それに対する謝罪と賠償を要求しているのである。船の修理代などは次元が違う。仮に双方が賠償を互いに支払うとなった場合を想定してみたら判ること。日本が得るのは巡視船の修理代。それに引き換え中国が得るのは、尖閣諸島は中国領という中国の主張が開いて国の日本に公式の承認である。こんな比較も出来ないものを持ち出して、どのような効果を狙うのか。馬鹿丸出しじゃないか。
対抗策として出すなら、我が国の領海を侵犯し、その領海内で不法行為をおかしたことの謝罪と、その結果中国が我が国に与えた物心両面の被害に対する賠償を要求すべきであろう。先の鳩山内閣も菅内閣もやることは国益を大きく損じることばかりじゃないか。特に外交の下手さ加減は目に余る。兎に角利敵行為はやめてくれ。