久し振りに伊佐爾波神社へ

脚の具合がかなり良いので、久し振りに伊佐爾波神社まで行った。勿論円満寺、寶厳寺を経て、裏から高さを三分割するコースを登った。伊佐爾波神社の正面に行った時、中から一人出て来てこんにちわ、暑いですね、と声を掛けて来た。聞くと東京から来たと言う。それから話が弾み、回廊の中を案内し、一遍上人の遊行姿を描いた蛙股や、四十七士と松山藩との関わりなどを説明。次に寶厳寺への道を同道し、上人坂のこと、子規の句、漱石坊っちゃんに珍妙な風景と記したことなどを話す。寶厳寺を出て上人坂を下り、昔はその上人坂の両側に支院が六坊ずつあり、その一つで一遍上人が生まれたことなどを説明。次に円満寺に廻り、行基作と伝えられている木造の大地蔵、仮名句碑、墓標兼句碑を案内し、温泉本館裏で別れた。
結局行った道を殆んどそにまま戻ったことになったが、脚も余り痛まず、何よりの結果だったことが、今日の成果。この調子で完全に快復する日の来ることを夢見て気長にやって行くしかない。