中国高速鉄道事故の不思議

今回の事故の死者の数が殆んど変らない。死亡者数とは、死亡が確認された人数であるので、日が経つに連れて増えるのが一般的である。調査が進むに連れて遺体が新たに発見され、また負傷した人が亡くなる場合もある。ところが今回の事故では日が経っても死者の数は変らず、また事故の大きさに比して死亡数が少ない。余程空席が多かったのだろうか。
この件について気になる記事を見つけた。一つは『【中国BBS】鉄道事故ふくめ事故の死者は常に35人、その理由』で、そこには過去の大きな事故の死者は常に35人だと記されている。更に、新たに6人の遺体が発見されても、死者の合計数に変化はなかったと言う。
もう一つは『中国鉄道事故に新たな闇!乗客350人が突然消えた!』で、事故に遭った2つの列車は満席だった可能性があり、もしそうなら死傷者数が350人ほど少な過ぎるという記事である。
まことに尤もな疑問であり、中国当局は何と答えるか、注視する必要がある。