快晴で風も穏やかな大晦日

今日は風も殆んど無く、穏やかな一日だった。
 空に雲一つ無く、見事な青空。こんな快晴の空は久し振り。湯築城内南側の居住区の池の向こう側一帯は河野館跡の第一候補地だが、戦後動物園時代に象舎が有った場所で、濠を巡らすため深く掘り返されてしまい、遺構・遺物は残っていなかった。他の部分は遺構・遺物が極めて良く残っていただけに、ここだけが撹乱を受けていたのは何とも残念だ。
 道後温泉本館の前では観光客から記念写真のシャッターを切ってくれと頼まれ、街角案内人は大忙し。この写真もシャッターを切ろうとしている街角案内人が何とか写っていたので良しとしたが、街角案内人が活躍する姿を写そうとして、その都度間に人が入り込み何回も取り損なってしまった。この写真は6回目か7回目にやっと撮ったもの。
 坊っちゃん列車もこの一年間大車輪で走り廻った。ご苦労さんだった。この坊っちゃん列車も実はちょっとしたピンチに見舞われた。製作会社が潰れてしまい、図面が失われてしまったのだ。図面無しでは保守もできない。そこで苦労して図面を引き直したそうで、関係者の苦労が偲ばれる。これからも元気に走って呉れ。
激動の年だった今年もあと少しとなったが、来年はどんな年になるか、良い方向に向いて貰いたい。