中村修二教授は青色LEDを開発したのか実用化に成功したのか

中村教授が今年度の愛媛新聞賞を受賞したことを伝える記事が昨日の愛媛新聞のトップを飾ったが、その記事のタイトルは「青色LED開発 中村修二教授」となっている。ところが記事では「青色LEDの実用化の成功で・・・」と記している。タイトルと記事が合っていない。青色LEDの開発に成功したのは昨年文化勲章を受けた赤崎勇教授であり、中村教授は工業化に成功したのであることは周知のことの筈。タイトルは記事の内容をずばり表すものでなければならぬ。新聞のタイトルが記事と食い違っているなど言語道断である。記者や新聞社の感覚が狂っていると言うべきであろう。
尤もこういう狂いと言うかボケは新聞だけでない。昨日光ネットをマンションタイプに変更したが、接続工事が終わった後、今度はPCの設定をしなければならない。その設定ガイドの各ページのタイトルがなってない。「超カンタン設定CD−ROMを使って設定しよう-1」、-2、-3・・・と書いてあるだけで、その頁が何を設定するための説明か全然書いてない。或る頁だけ最後の方を見て無線LANの設定法を解説する頁だと判ったが、他の頁は判らなかった。NTTは全くの素人がこの設定ガイドを使って設定できると思っているのだろうか。出来るかどうか、試してみるがよい。出来なければ、出きるようにガイドを改良すべきである。
どちらも言葉に対して無神経であることを示している。これでは日本語が乱れる筈である。