政府や東電の言う冷温停止はまやかしか?
福島第一原発の事故は収束し、「冷温停止状態」にある……と、政府や東電は昨年末に宣言。しかし、それは「まやかし」だと米原子力専門家アーニー・ガンダーセン氏は指摘する。アーニー氏は『冷温停止とは、放射性物質の漏洩がなく、大気圧下で93℃未満に保たれた原子炉冷却システムのことを指します、ただし、システムは密封されて漏れのないことが条件で、福島第一原発はこれを満たしません。そもそも、メルトダウンした燃料がどのような形状で、どこにあるのかもわからないのです。このような状況を収束と呼べるわけがありません。』と言う。しかしこの2基はまだましで、3号機では穏やかな即発臨界による爆発があったと言い、更に4号機は最も危険な状態にあると言う。この記事を見ると本当に背筋が寒くなる(ココ)。
全国の原発はどれも大地震と津波に襲われたら福島原発と似たような事態に陥るだろう。そう考えると原発は総て即座停止し、廃炉とする以外に道はあるまい。