米国でiPS細胞使った治療を「暫定承認」で実施し心不全患者が回復

アメリカでこんなに早くiPS細胞を使った治療が行われたのは、生死がかかった究極の場面で「その方法しかない」となれば多少のリスク覚悟でゴーサインを出す独自の考え方に基づく「暫定承認」と言うルールがあるからだ(ココ)。日本は米国と対照的に、緊急事態といえども承認前の治療を実際の現場で応用するのは許されない。
どちらが良いか議論の有る所だが、患者の立場から見ればアメリカ流を採るべきだと思う。日本も石橋を叩いて叩いてなお渡らないのでなく、リスク覚悟で踏み切ることも必要である。関係当局の英断を望む。