道後公園活性化ワークショップ

道後公園活性化ワークショップ地域住民の部が、先週の15日(水)と昨23日(木)の2回開かれ、招請され出席した。
主催が都市整備課なのは、湯築城跡が未だに都市公園であり、名称が道後公園であるからで、愛媛県文化財に対する意識が一向に改善されないことの表れである。土木部門としては文化財に対する姿勢は立派だが、限度があることは仕方のないことで、都市公園と史跡とを如何にして両立させるかと苦しむことになる。県としては道後公園を史跡公園に切り替え、湯築城址公演と名称も変更するのが本当であろう。更に松山市湯築城跡が市内にあるのに知らぬ顔で、市のパンフレットなどに子規記念博は載せても、湯築城跡は殆んど載せていない。
県も市もこういう馬鹿な態度なので、湯築城跡と言う文化財に対する市民の関心も薄く、史跡としての話を持ち出すと、戸惑いを隠せない。今回のワークショップの結果をどう活かすか、今後の進展を見守ろう。
湯築城跡の保存運動をしていたころ都市整備課の課員だった玉井氏が今は課長となり、ワークショップ終了後お久し振りと挨拶して呉れた。覚えていて呉れたのは光栄。土木部門としては異色の都市整備課の動きに期待したい。