理研は小保方さんが画像の捏造や改竄と発表

理研の調査委員会はＳＴＡＰ細胞の論文問題で、小保方氏に画像の捏造や改ざんの研究不正があったとする最終報告を公表し、小保方さん一人の不正行為と断じた。小保方さんの行為が批判されるのは当然だが、彼女一人の問題とするのは違和感がある。小保方さんの上司に当たる二人の責任は問われないのか。共著者として名を連ねながら、提出する論文を事前にチェックしなかったのか。チェックしたが見落としたと言うのか。いずれにであっても、小保方さんを指導する立場にあるのに、二人は出鱈目で無責任としか言いようがない。他人事では無いと知るべし。
　
【追記】
小保方さんは「『悪意のない間違い』であるにもかかわらず、改ざん、捏造と決めつけられたことはとても承服できない。近日中に不服申し立てをする」とのコメントを発表した（ココ）。ということは、小保方さん自身はSTAP細胞に何ら疑念は抱いていないのだろう。問題は本当にSTAP細胞が出来るかどうかに掛っており、この点に間違いがないなら小保方さんの言う通り『悪意のない間違い』ということになる。一日も早く再現実験を成功させることだ。
若山氏は先に論文の撤回を呼び掛け、データの正当性、正確性を見抜けなかったことに自責の念を覚えると言っているが、同氏と笹井氏は小保方さんの共同著者ではないか。それなのに論文提出前に綿密なチェックをしていないとは、杜撰であり無責任である。二人とも自ら検証実験に取り組むべきであろう。