昨夜は秋のような涼しさ

まだ8月なのに昨夜は窓を閉め、タオルケットと薄い布団を掛けて寝た。その前の夜も馬鹿みたいに涼しかった。今夜の番組で昨今の異常気象は偏西風の流れの異常によると解説していたが、この異様な涼しさは偏西風が日本付近で南に大きく蛇行し、寒波を引き込んだためなのだろう。
最近の10年ほどは気温と海水表面温度の上昇は停滞し、一方深海の温度が上昇を続けているそうだ。つまり地球に取り込まれた余分な熱量は、この10年程は深海が吸収しているが、いつかこれが逆転し、再び気温と海水の表面温度が上昇に転じると言う。そうなると異常気象はもっと酷いものになる。何とかならないものか。
ただ疑問に思うのは、縄文時代三内丸山遺跡が繁栄していた時代は温暖期で、海面が今より5mも高かったそうだが、今のような異常気象だったのだろうか。