ヤンキースの黒田が5年連続の2桁勝利

黒田の安定感は素晴らしい。だが黒田は広島時代から打線の援護に恵まれなかった。そのためドジャース時代には監督のジョー・トーリから同情され、ヤンキース移籍後も好投した試合での援護が著しく少なく、メディアから「黒田は弁護士を雇ってチームメイトを無援護で訴えるべきだ」と書かれたこともあったと言う。
そのように援護に恵まれなかったにも関わらず、黒田はシーズンを通して先発ローテーションを守り抜いており、ヤンキースでも連続2桁勝利を続けている。チームメイトが彼こそエースと称えるのも当然だろう。
黒田は最後の年は広島でと考えているらしいが、好漢一年でも長くマウンド上の雄姿を見せて欲しい。