ウィン・フィル初来日時のブラームス交響曲第1番

YouTubeで見付けた。ウィン・フィルのこの演奏はNHKのTVで観たが、本当に凄かった。何か深淵に引き込まれて行くような感覚を覚えたことことを記憶している。中村紘子さんは確か「恐ろしい演奏」と感想を述べていた。ウィン・フィルは演奏の出来に大きな波があると聞いたことがあるが、後年再来日した時、同じ曲を再び演奏したがこの日の感動は無かった。この日の演奏はまさに一世一代の出色の出来だったのではなかろうか。YouTubeでその日の感動が再現されるかどうか判らないが、良く残っていたものだ。感謝。

ブラームス交響曲第1番
2011/09/07 にアップロード
ブラームス
交響曲第1番ハ短調
カール・ベーム指揮
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
1975年3月22日NHKホール ライブ録音(3月17日が正しいと思う)

第1楽章: https://www.youtube.com/watch?v=uWC4DqhFiEs
第2楽章: https://www.youtube.com/watch?v=-BeK6xfpRZw
第3楽章: https://www.youtube.com/watch?v=-5br3TLeZCE
第4楽章: https://www.youtube.com/watch?v=fEVByVOwBxg
 
【追記】
同じ演奏がもう一つアップされているのを見つけた。こちらはTVの録画。
交響曲第1番(ブラームス): https://www.youtube.com/watch?v=f3PY4Hz4pl4
2014/12/09 に公開
1975年3月17日 NHKホール
カール・ベーム指揮 ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
  
コメント欄に

当時ベームがインタビューで、ベルリンフィルはいつも安定して良い演奏をするが、
ウィーンフィルは時として、この日のブラームスのように天の啓示を得たような演奏をする、ということを言っていました。

とあった。