イングランドを破りなでしこジャパン決勝に進出

なでしこジャパンイングランドを2−1で破り、決勝に進んだ。決勝の相手は前回同様アメリカ。オリンピックを入れると3大会連続同じ組み合わせの決勝戦となる。
イングランド戦の決勝点はオウンゴールだったが、相手のミスとは言えないと思う。ゴール前に攻め込まれ、クリアしなければ大儀見か岩淵にパスが通り決定的な場面となるので、必死にクリアしようと足を出したが、ボールを足に当てるのが精一杯で、方向をコントロールする余裕などなかった。相手をそこまで追い詰めた結果の一点だったと見た。オウンゴールしたイングランドの選手は気の毒。その選手の責任ではないので、落ち込まないよう願う。
なでしこジャパンはこれで6試合全部一点差の勝利。珍しい記録だろう。予選リーグの時は得点力が弱いと思ったが、今は強さの証拠と言う感がする。前回大会の時より格段にチームが整備されたように思う。以前は澤が居ないとチームワークが乱れていたが、今はそんな気配は無く、誰が出ても乱れは無い。だから佐々木監督は状況に応じて選手を入れ換えて局面を打開している。その采配も見事。この調子でアメリカ戦も戦って欲しい。