英紙が日本の勝利を史上最大の番狂わせと報道

今朝の新聞に、ラグビーW杯で南アフリカを破った日本の勝利を、史上最大の番狂わせと評したと報じていた。日本ラグビーが飛躍的に強くなっていることは聞いていたので、昔のように大敗することはなく、かなり善戦するだろうとは思っていたが、南アフリカに勝つとは想像もしなかった。賭け率も1対200に近かったと聞く。日本が勝つと考えた人は、最近の日本の力を良く知る人か余程の変人しか居ないだろう。本当に驚いた。
試合終了間際に相手ゴール前で向こうの反則を貰った時、PGを狙わずスクラムを選んだ時、これはひょっとすると勝てるかもしれないと初めて思った。PGを決めれば同点で引き分けとなり、日本にとってはこれでも凄い結果であるが、引き分けでなく飽くまで勝利を狙うとはもの凄い決断だった。それから始まった猛攻は報道によると7分に及んだそうだが、攻めて攻めて攻め抜き、最後とうとう左隅にトライを決め、殆どの人が予想もしなかった大逆転勝利。この攻撃はロスタイムに入っていたので、一度でもボールを前に落としたらそのの瞬間に試合終了で相手の勝ちが決まる。そのようなギリギリの状況の下で攻め抜き、最後トライを挙げて勝利をもぎ取ったのだから本当に凄いことをやってのけたものだ。この一戦は永久に歴史に残る大金星に間違いない。そんな偉業を成し遂げた選手達に心から拍手を贈る。