観測史上4回目の震度7

昨夜の平成28年熊本地震では震度7を記録したが、これは観測史上4回目のことだそうだ。震源益城町の直下で、そこで布田川断層と日奈久断層が交わっていると言う。今回の地震はこの二つの断層のごく一部が動いて起きたものらしく、全部が同時に動いたらM8クラスの地震になると言う。と言うことは今後大きな地震が更に起きる可能性も有り、当然のことながら大きな余震も続くと予想される。
もう一つ、昨夜の地震益城町では1500ガルを記録した。伊方原発中央構造線の真上ではないが、そこ迄の距離は僅か6km。伊方原発では基準地震動を620ガルと想定しているが、6km離れているだけで、そこ迄減衰すると四国電力は考えているのか。もしそうなら、その根拠を示して欲しい。川内原発も今回は無事だったが、九州には多くの断層と火山が存在する。それらの活動が活発化した時、何が起きるか。恐ろしい。
【追記】震源となったのは日奈久断層帯の一部と政府の地震調査委員会が評価を纏めた(ココ)と報じられた。