いよいよ中央構造線が動き出したのでは?

今朝、ぐらぐらと揺れた。14日の夜は全然感じなかったので、これは大きいと思ったら、今日の発表でこれが本震で前のは前震と訂正された。一昨日の震源は日奈久断層帯の北端、今朝の震源はその先の布田川断層帯地震は更に北東に進み、熊本から阿蘇、大分にわたる大分ー熊本構造線に沿って起きている。
大分ー熊本構造線とは中央構造線の西端であろう。と言うことは中央構造線が動き出したのではないのか。布田川・日奈久断層帯に始まり、これに誘発されて幾つもの活断層が動き、その活動は現在までに大分ー熊本構造線全域に及んでいる。その刺激で別府湾を越え伊予灘へと進めば伊方原発の目の前に至る。更にその先へと進むと、想像を絶する事態になるのではなかろうか。
中央構造線は日本列島の形成過程で生じた地質構造であり、世界有数の大断層であって、これを震源とする地震の記録は無いそうなので、最後に動いてから既に2000年以上経っていることになる。従って中央構造線震源とする地震がどういうものか誰も知らない。それだけに不気味であり、一層恐ろしい。九州で今起きている地震が一刻も早く収まるよう祈りたい。