女子は金メダルラッシュ

女子レスリングは金4つ、銀1つ。物凄い勝率。吉田沙保里は惜しくも銀だったが、伊調馨が4連覇達成し、ほかに3階級で金。全体で26戦くらい戦ったと思うが、負けたのは2戦だけ。これは物凄いことだと思う。吉田は最初から勢いが感じられず不安だったが、上手さだけで決勝まで行ってしまった。吉田の名前の為せる業と言うべきだろう。決勝戦では一瞬の隙を衝かれてバックを取られ、吉田が掛けた技は決まらない。これは衰えなのか、調子が万全で無かったためなのかは分からないが、時代は変わったと見るべきだろう。
長い間ご苦労さん。皆に素晴らしい夢を見せて呉れた大選手であることに間違いない。今後どうするのか知らないが、ゆっくり休んで欲しい。
一方伊調馨内村航平の実績は見事。国民栄誉賞に値する。安倍さん、頼みますよ。
バドミントンの高・松ペアも凄かった。審判の誤審があったりして、最終ゲームを16−19と追い詰められた後、5ポイント連取で逆転し、優勝。あの場面で固くならず良く冷静にプレイできるものと感心する。二人とも相手の動きがしっかりと見えていたようで、コースを的確に打ち分けていた。凄いとしか言いようが無い。シングルは奥原がインドの長身の選手に打ち捲られたように、バドミントンは体格差がカバーしようの無いハンディとなる。それを高・松ペアは乗り越えての勝利。本当に素晴らしい。おめでとう。
昔日本の女子バドミントンは非常に強く、世界を制した時期があった。その再来を期待したい。