朴槿恵大統領罷免の審判

韓国の憲法裁判所は朴槿恵大統領の罷免の審判を下した。8人の裁判官全員一致で弾劾を支持したことに、少々驚いた。韓国の裁判が証拠に基づき法に従って裁くのでなく、国民感情の強さに基づいて判決が下ると言う実例だろう。
次の大統領は親北的な候補が最有力と言う。その候補が当選し、THAADの撤去や慰安婦合意の破棄などと言い出したら、米軍の撤退や米韓同盟の破棄、日韓の断交に進み兼ねない。北朝鮮との停戦協定に韓国は署名していない。署名したのは国連軍であり、唯一残っている国連軍である米軍が居なくなると言うことは、休戦協定を結んだ当事者不在となり、韓国は北朝鮮との戦争状態に戻ることになる。
韓国人はその事実を知らないのではなかろうか。朝鮮戦争は現在停戦状態にあり、まだ講和条約は結ばれていない。だから米軍は韓国に駐留しているのであり、韓国が米軍は邪魔だと言うなら、ではどうぞご自分でお守り下さいと、米軍は喜んで帰国するだろう。韓国は自滅の道を選ぶのかどうか、事態を冷静かつ論理的に見つめることが肝要だろう。
2017/13/10、この日が情治国歌韓国の混乱の始まり、いや終わりの始まりではないか。どこへ行く、韓国。日本は非韓三原則を貫くのみ。