訳の判らぬ雲行きになって来た

小池百合子希望の党が出来たと思ったら、今度は前原が民進党の候補者は民進党公認を取り消して希望の党から立候補させることで、民進党希望の党に合流させると言いだした。
ちょっと待って欲しい。希望の党の殆どは民進党を飛び出した連中であるので、前原の言う通りになったら希望の党は第二の民進党になってしまう。民進党の名称変更と言う結果に持って行こうと言うのか。そんな馬鹿なことになる筈は無い。希望の党側は民進党社会党系の連中を受け入れる筈はあるまい。民進党から希望の党へ鞍替えを希望する連中を篩いに掛けるだろう。それで弾かれた連中はどこから立候補するのだろうか。民進党としてやって行くのか。また民進党参議院議員民進党のままか、保守系の議員は希望の党に移るのか。各県の民進党支部はどうなるのか。もう訳が分からぬ状況になってしまった。ただ一つ言えることは、民進党保守系と左翼系と袂を分かち、旗印を明らかにすべきだと言うこと。今回の選挙に際してその方向に進むなら何よりだと思う。
次に各党の政策はどうなるのか。憲法改正の件、消費税を10%に増税する件、原発を続けるのか廃止するのか、等々、各党は旗をはっきりして欲しい。これらの主張を明確にしたら、意外な選挙結果を産むことになり兼ねないと言う気がする。日数は少ないが、各党とも政策をはっきり打ち出して欲しい。