貴ノ岩傷害事件の本質

今回の貴ノ岩傷害事件の本質が総て判った気がする。今回の事件を一言で言えば、モンゴル力士同士の慣れ合い相撲と言うか、星回しに参加しない貴ノ岩に対する集団リンチであろう。貴ノ岩が先輩に対する暦妓・礼節に欠けると言うのは、貴ノ岩が先輩の言うことを拒否し、慣れ合い相撲に参加せず、ガチンコ相撲を押し通すことを言うのだろう。先輩の言うことを聞かず、慣れ合いに参加しない貴ノ岩を懲らしめようとしたのが、今回の傷害事件だったのではないか。
そのような慣れ合いをするモンゴル力士達に取っては貴乃花親方は煙たい存在である。モンゴル力士達が貴乃花親方の下では巡業に参加しないと筋の通らぬことを言い出したのは、今回の騒動の本質を暴露する行為であって、彼らにとって邪魔な存在の貴乃花親方を排除しようとする動きであろう。あくまでそのような理不尽な行動に走る連中は追放すべきである。派閥を作って相撲協会を自分達の思う通りにしようとするのは許せない。この際、断固として角界の浄化を目指すべきである。
なお、騒動の発端となった会合は、貴ノ岩の母校である取鳥城北高校相撲部ＯＢの会であるから、日馬富士や鶴竜が居るのがおかしい。居るべきで無い彼らが居たのは、慣れ合いに組しない貴ノ岩を懲らしめようとして白鳳が呼んだのではないかと推測する。もしそうなら今回の事件は始めから仕組まれたリンチ事件と言わざるを得ない。
相撲協会は本質を見極めて厳正に対処し、角界を根本から浄化して欲しい。