池坊保子もビートたけしも呆れた馬鹿を言う

日馬富士の傷害事件の審議には、先ず池坊保子を罷免しなければ駄目だ。池坊保子貴乃花親方が報告義務を果たさなかったことを盛んに言うが、それなら八角理事長が理事会で報告しなかったことを何故問題にしないのか。同氏は事件の本質に全然踏み込まない。と言うより事件の本質が何か判っていないのだろう。更に、張り手もかち上げもルールに有るのだからと白鵬がこれを使うのは何ら差し支えないと擁護する。同氏が相撲も横綱も判っては居ないのがバレバレだ。双葉山の相撲を見直せと言いたい。なお、白鵬のかち上げと言われる技はかち上げに非ず、肘打ちである。かち上げは相手の突進を停めるごく自然な手で、何ら問題はないが、白鵬がやっているのは肘打ちで、相手を怪我させる危険すら有る。これは相撲の手ではない。協会は禁止令を出すべきだ。
ビートたけしは張り手について、「相撲の決まり手にあるのに横綱になった途端、使っちゃダメなんて。王貞治が4番打者のときにホームランを打ってはいけないと言ってるのと同じ。」と言ったそうだが、完全なピント外れだ。王は右翼線に強打するので、内外野を右に集めた王シフトを敷かれることが多かった。このシフトを敷くと左側が手薄になるので、三塁線にセイフティバントをすれば容易に出塁できるが、王はそれを絶対にしなかった。王シフトを敷かれても強打でシフトを破るか、ホームランでシフトを無効にするか、兎に角真っ向勝負に徹した。姑息な手を使うことは、自分のプライドが許さなかったのだろう。白鵬の張り手が問題にされるのは、白鵬横綱相撲を期待するからであり、横綱なら王のようなプライドを持てと言う意味だ。まして肘打ちなど、相手に怪我させる危険性のある打撃技などは以ての外である。
白鵬横綱になった頃は双葉山を目指すと言っていた。初心に帰り双葉山横綱相撲に徹して欲しい。池坊保子は物事の本質の分からぬ人間らしいので、これは罷免するしかないだろう。ビートたけしは勘違いを正し、王の態度を正しく理解して欲しい。誰もホームランを打つななんて言ってない。ホームランは結果であって技ではない。姑息な技に走らず、ホームランを打つことを皆が期待し、王はそれを実行したのだ。つまり横綱相撲に徹したのだ。これこそ横綱の品格と言うもの。ビートたけしならそれを理解できる筈。だが、どうやらモンゴル人には品格というものを理解できないみたいだ。朝青龍は最後まで理解できなかったし、白鵬も残念ながら分かっていないようだ。