悪魔の兵器原爆製造の特集番組を観たが

昨夜、原爆の開発・製造から投下に至る経緯を特集したNHKの2時間番組を観た。非常に詳しく述べていたが、広島に投下した原爆がウラニウム型であること、及びこれを何処が開発し製造したかについては全然触れなかった。一方長崎に投下した原爆は、量産し易い型になっていたとの解説されていたが、それが何と比較してのことか、一切述べていない。また長崎に投下したのがプルトニウム型であるとも述べていないが、原爆材料のプルトニウムの準備責任者の名前は述べていた。
そしてマンハッタン計画はドイツがわ原爆を先に開発することを恐れて1942年に開始されたが、そのドイツは開発経費の負担に耐えかねて同年6月に原爆開発を断念したことが、原爆完成の直前に分かったと述べている。
これらを総合すると、広島に投下した原爆はどこでだれが造ったのか番組は触れるのを避け、誤魔化した。アメリカが開発したのはプルトニウム型であることは周知であり、ドイツは1942年6月に原爆開発を中止しているとすると、広島に投下したウラニウム型原爆は製造者不明と言うことになる。昨日の特集番組は何を隠そうとしているのか。NHKはこの疑問に明確に答えて欲しい。