午後カメラをぶら下げて散歩に出かけ、湯築城古図に記載されている切抜け筋を撮影。古図には切抜け門が記されているが、その痕跡は発見されていない。同古図には大手門と切抜け門がかなり離れているように描かれているが、大手門から切抜け筋まで３０ｍ程しかなく、そんなに近接して別の門を設ける意味はない。発見されていないのは実際は無かったからでは無かろうか。切抜け筋を出た所は義安寺の入り口である。義安寺の丘には当時砦があり、湯築城と連携して防備を固めていた。義安寺、石手寺、寶巌寺の何れも交通の要所に配置されている。軍事と密接に関係していることは一見して明らか。
