予備選について(その2)

野田聖子の予備選をと言う発言は、思った通り動機不純と言わざるを得ない。岐阜県自民党員の多くは野田聖子の後援会員らしい。過去のしがらみを引きずった党員構成で予備選をやっても、何の意味も無く、過去を正当化ための手段として、予備選を悪用するものだ。野田聖子が予備選をと言うなら、予備選をこれからの時代に適合したものにするには、何をどうすべきかと、踏み込んだ改革案を提示すべきである。さもなければ単に自己の保身の手段として利用しようとしたに過ぎない。このような程度の低い議員を根絶し、党の刷新、国政の改革に資することが予備選の目的である。過去のしがらみに依存し、既得権にしがみつこうとする議員などは、きっぱりと振るい落とされるような方策を講じなければならない。安倍首相の手綱捌きの見せ所である。