社保庁労組は「自爆テロ」

小池防衛相が参院選応援で訪れた佐賀県唐津市での演説で、『社保庁労組は「自爆テロ」』と断じたそうだが、全く同感である。小池防衛相が何をもって自爆テロと評したのかについて記事は何も詳しくは触れていないが、察するところ、今現在の問題に正面から立ち向かわず、核心とは関係の無いことに火を付けて回るゲリラ作戦な行動を批判したのであろう。
安倍内閣公務員制度改革、教育改革、年金問題の処理など、戦後体制に守られぬくぬくと過ごしてきた諸悪の撲滅に取り組んでいる。年金問題はそもそも社保庁労組が社保庁と結んだ覚書即ちヤミの労働協定が元凶であり、これが組織を非効率にし、機能不全に追い込んだ。これについては同労組の支援を受けている民主党松本剛明政調会長も庇い切れず、同労組の解体止む無しと同労組に問題があったことを認めている(ココ)。そしてそのようなヤミ協定が許される風土は戦後体制の産物で、一部ヒダリ巻き分子が自治労日教組を牛耳り、同じくヒダリ巻きメディアと組んで、国益を大きく阻害して来た。今繰り広げられている自爆テロは、戦後体制に守られて来た勢力のなりふり構わぬ抵抗であろう。この抵抗が断末魔の足掻きであったと言える日が早く来て欲しいものである。
参考:社保庁改革、届かなかった警告 「犯人捜し」の政争で年金不安は解消しない