中国、日本からの国際緊急援助隊受け入れ

中国が今頃になって日本からの国際緊急援助隊を受け入れた(ココ)。遅過ぎる。始めは断っておきながら、期待される生存率が0近くなり、効果が望めなくなってから受け入れる神経が判らない。北京五輪を前に国際協調路線を国内外にアピールすることを狙った、単なるゼスチャーではないのか。中国外務省の秦剛副報道局長は「日本と中国の両政府と国民の友好的感情を示したものだ」と説明したそうだが、いかにも白々しく聞こえる。人命救助活動をも政治的に利用する手口には幻滅と怒りを覚える。
 頑なに人的支援を拒むミャンマーも中国も独裁政権。はからずも独裁政権の正体が露呈したと言うべきだろう。