嬉しいニュースと悲しいニュース

嬉しいのは南部陽一郎氏、小林誠氏、益川敏英氏がノーベル物理学賞受賞のニュース。授賞理由は、南部氏が「素粒子物理学と核物理学における自発的対称性の破れの発見」、小林、益川氏が「クォークの世代数を予言する対称性の破れの起源の発見」だそうで、受賞は3人までと決められており、それを日本人物理学者が独占する快挙となった。日本人の物理学賞受賞は湯川秀樹氏、朝永振一郎氏、江崎玲於奈氏、小柴昌俊氏に続く5〜7人目となる。めでたいことだ。
悲しいニュースは緒方拳さんの訃報。彼を始めて見たのは大河ドラマ太閤記」で秀吉を演じた時だった。同じ頃他局で信長を放映し、その二つを見比べて、演じることと表現することの違いを理解出来た記憶がある。太閤記以来緒方拳のファンになってしまった。個性派俳優をまた一人失い、残念でならない。謹んでご冥福を祈る。