WBC戦で韓国に大勝したが

イチローがやっと打った。打撃とは不思議なもの。不振に喘いでいても、一本出ると嘘のように調子が戻る。彼もこれで普通に打てるようになるだろう。チームも波に乗って打ち捲くリ、韓国にコールド勝ちした。その中で小笠原は依然として蚊帳の外。彼は何故か大試合に打てない。生真面目なのか。投手陣ではダルビッシュと松坂が不安視されていたが、矢張り本調子ではない。松坂はテイクバックした時、腕が真上に来れば良いのに、後ろに引き過ぎる癖がある。そういう時は体重が後ろ足に残りがちとなる。今は丁度その状態と思える。上原のようなピンポイントのコントロールが無く、ボールが多いのも原因はそこにある。打撃は水物なので、彼の調子が戻らないと予選は通過しても先が思いやられる。やるからには上位を目指して欲しいが、それには投手陣の、特に松坂とダルビッシュが調子がキーになる。