民主党都議土屋敬之氏も政策集と政策隠しを批判

民主党の都議土屋敬之氏のサイトを覗いたら、昨日の拙記事と同じ趣旨の民主党批判をしていた(ココ)。彼は言う。

重要政策が、それも党内で議論のある政策が、一行もマニフェストに書かれていないことに「異議あり」と言うのは党員として当然の責務だ。
「選挙の最中だから」と言うのなら、「戦争の最中だから」と言うことで、全てが合法化されるか。それは「されない」と言いながら、「選挙の最中だから」と言う陳腐で短絡的な理由での「政策隠し」は許される問題ではない。

更に、

今回、私の主張、つまり、夫婦別姓はおかしい、婚外子に実子と同じ権利を与えるのはおかしいなどの主張は、その「心田を耕す思想に反する」ものであることに間違いはない。このことは、都議選のときから、パネルを作って説明して来た。昨日今日、言い始めたことではない。
大体、党政調の言い訳が「選挙はマニフェストで戦う」とある。じゃあ、党の政策は何なのだ。政策の後ろには、「議論の到達点」と書いてあるではないか。つまり、民主党政権になれば、この他、外国人参政権ファシズム法案と言われる人権擁護法案が次々と成立し、学校に政治教育が介入、日教組支配下となることは明らかだ。
それを「指摘」して何が悪い。
そんなに「恥ずかしい」「人に知られたくない」政策なら止めればいいのだ。
それをしないで、政策に注文を付けただけで、「除名だ」とは前代未聞。
いつから、共産主義政党になったのか、社会主義政党に堕落したのかと問いたい。

そして

自由主義を標榜する政党。自民党で政策に反対して、除名だと大騒ぎがあるか?ない。
政権欲しさに、汚い手口まで容認する人間の「良心」に疑問がある。更に、国益とは何かと言う点を是非聞いて見たいと思う。
私は、政党人として当然のことをしたまでだ。
それを「処分」とするのなら、記者に公開の場で、ディベート方式でしてもらいたい。闇から闇の処分はお断りするし、弁護士に委託してある。

と続く。
彼の主張は全くの正論である。彼は「有権者の皆さん!どちらが正しいか。」と問うているが、勿論土屋氏が正しい。土屋氏を除名しろと言っているのは左翼議員らしいが、それは旧社会党出身者なのだろう。彼らは表に出ず、裏でとでもない政策作りをやっていると言う。衆院選に際しては論争のタネになることを避けるため、マニフェストには一切書かず、政権をとったら一気に成立させてしまおうと言う魂胆としか思えない。その汚い姑息な戦術が有権者に知られては困るので、除名しろなどと喚くのだろう。
民主党の良識ある議員たちが、選挙では隠した政策の成立を阻止して呉れることを願う。