ダメならまた変えれば良いという考えはまともなのだが

政権交代を第一に考える人は、一度民主党にやらせてみて、駄目だったらまた変えれば良いと言う。本来ならその通りで何らおかしい点はない。
この考えが成り立つには、自民党民主党もその他の政党も、日本と日本人の安全や発展を目的とする点で共通し、ただそれを実現する手段が異なるだけであることが前提となる。
民主党が政策集に掲げながらマニフェストに載せなかった幾つかの政策を見ると、民主党とは日本の政党かと疑うのは、多くの人が指摘するところである。
移民1000万人受け入れ、重国籍容認、外国人参政権付与、沖縄ヴィジョン、国会図書館恒久平和局設置、そして一番怖ろしいのが人権侵害救済法案である。これらはマニフェストには記さなかったのは、選挙の論点になることを避けたものと見られている。しかし鳩山は外国人参政権付与は推進すると、選挙期間中にポロリと言ってしまった。と言うことは、マニフェストで隠したその他のことも、政権を取ったら推進するつもりなのだろう。衆議院過半数を遥かに超える議席を確保したので、やろうと思えば簡単に成立する。
成立したらどうなるか。人権委員会とやらが強力な権限を持つ。その暁には、例えば外国人参政権付与反対、移民受け入れ反対などと言った場合、人権委員会があいつは外国人を差別していると判断しさえすれば、令状無しに捜査できると言う。これは戦時中より酷い言論統制言論弾圧である。うっかり反対意見など言えなくなる。そんな状況になったら、民主党は駄目だから変えようとしても、もう遅い。まともな選挙など夢物語である。
今回の衆院選の結果を中国や韓国が歓迎するのも当然と言う気がしてならない。民主党の政策集は中国の「2050年 国家戦略」(ココ)実現に手を貸すものとなることを懼れる。
更に民主党の支持団体のリストを見ると、目を疑いたくなる。日本労働組合総連合会日教組自治労全日本遊技事業協同組合連合会、日本遊技関連事業協会、部落解放同盟、在日本大韓民国民団、朝鮮総連などなど。何故これら反日団体、外国人団体が支持するのか。
これでは民主党の真意を信じられなくても当然であろう。今は民主党の良心を期待し、マニフェストから省いたことはやらないと約束して欲しい。そしてこの心配が杞憂に終わることを祈るのみ。